手のツボ健康法

　　

　夏バテには、薬指がポイントになります。力を入れて左右の薬指を曲げたり伸ばしたりします。それからもう片方の親指と人差し指で、薬指をつまんでマッサージします。次に手の甲側の手首の中間を走る陽池などの三焦経のポイントを片方の薬指と中指、小指の三指の腹でもみほぐします。




〈夏バテに効く食べ物〉

　

　吐き気には、人差し指の爪のはえぎわの商陽と、手のひら側の第一関節上にある大腸の二つのツボを深くゆっくりと押してください。おそらく痛みを感じるはずです。それがなくなるまで押せば、吐き気もピタリとおさまるはずです。
　この他には、手のひら側の薬指の第二関節上にある肝穴があります。刺激法は同様に深くゆっくりと押すようにしてください。




〈吐き気に効く食べ物〉

　

　胸やけには、手のひら中央やや下方にある胃腸点と、手の甲側の中央にある「胸腹区」を刺激します。どちらも強刺激で、つまようじかヘアピンなどでこれらを鋭く突けば。胃の機能が抑制され、胃酸の分泌が減少します。どちらも、あくまで強刺激を加えることが肝要で、やわらかくもんだりするのは、かえって胃酸の分泌を高めることになるので、くれぐれも注意してください。
(★胸やけがひどい場合は、からだが酸性になっていますので、肉食中心の食事は避けて、酸味の少ない野菜や果物を多く摂るように心がけてください。にんじん、大根、とろろ、白菜、果物では桃、ビワ、イチジクなどが最適です。)
　また、胸やけが起こったときには、気晴らしをすると早く症状がやわらぎます。たとえば、いつもと違う道を歩く、電車をかえる、昼食の場所や食物を変えるなど、これだけでも効果があります。



〈胸やけに効く食べ物〉